口裂け女伝説

1979年の春から夏にかけて日本で広まった都市伝説

マスクをした若い女性の姿で現れ、学校帰りの子供などに「わたし、きれい?」と訊ねてくる。「きれい」と答えると、「……これでも……?」と言いながらマスクを外す。その口は耳元まで大きく裂けているという。この時「きれいじゃない」と答えるとその場で鎌(切れ味のある鋏という場合もある)で斬り殺され、「きれい」と答えると家までついてきて玄関口で斬り殺される。殺されない為には「ふつう」と答えるしかないと言う(1978年頃に京都で流布したパターン)。2000年頃に再び小学生の間で噂になり、殺されない為には「まあまあです」と答え、口裂け女が考え込んでいるうちに逃げれば良いと言われた。

彼女が所持している凶器は、長い鋏や、出刃包丁、鎌、鉈、斧、メスなど複数の刃物を持っているといわれている。都会では人が多いせいか、隠し持つことのできる鋏や鎌、メスなどが多く、田舎では都会に比べ人が少なく隠し持つ必要も低いため、出刃包丁や鉈、斧など破壊力のある凶器を好む傾向にあった。また(誰が数えたのかは不明だが)歯が130本生えており子供を噛み殺すことも容易にできるという噂もある。実は三姉妹であり、彼女達全員口が裂けていると言われている

当時は全国新聞、地方新聞、ワイドショーなどで話題になり、目撃談などが赤裸々に語られていた・・・・・

夜この街道に現れるらしい・・・など様々な噂が広まり、当時の若者達は噂に踊らされていたものだ