火星に水の存在を確認

NASAは2008年7月31日、火星の北極付近の地表で観測活動中の探査機「フェニックス」が、水の存在を確認したと発表した。火星の水については、これまで地形分析などでその存在が確実視されていたが、実際に確認されたのは今回が初めて。

NASAによると、採取された土壌は地表から約5センチ掘った部分のもの。加熱テストなどを経て水の成分が確認された。

地球に一番近いとされる火星で水分が発見されたことは、生命の存在に大きな期待がかかる。とはいっても、人類のような生物はいないと思うが?

この他にも、太陽になりそこねた惑星の「木星」「土星」の衛星にも水がある可能性を示唆しているので、こちらもいずれ解明されるだろう。

今後これをきっかけに、人類が地球外惑星へ移住なんてことになると、かつてのSFの世界が現実になる